Y.認定講師審査に関するお知らせ
研修委員会 池淵 恵美
ニューズレター第14巻3号で、認定講師審査にシミュレーションを導入することをお知らせしました。これはいろいろな事情でビデオ撮影ができない人のためのものです。またいずれはビデオ撮影に協力する形での患者さんの負担を減らすために、シミュレーション審査に移行していくことを考えています。
ボランティアに協力いただいて、模擬セッションをやり、それをビデオにとって従来の審査をするというものですが、従来のビデオ審査料2万円に加えて、ボランティアへの謝礼2万円と、セッションの場所への交通費が自費負担となっていました(会場費、ビデオ撮影経費などは普及協会が負担)。自己負担がかさむこともあってか、公表以来半年たちますが、まだ応募者がありません。そこで研修委員会で相談して、シミュレーション審査料を2万円(残りの経費は普及協会が負担)とすることとしました。足代は個人の負担になりますが、だいぶ経済的には参加しやすくなったのではないかと思います。ご希望の方、ふるって参加ください。お待ちしています。
(以下に審査方法などを再掲します)
ビデオ審査について,一昨年より運営委員会および研修委員会において,改革が検討されて来ました。その理由としては,従来のビデオ審査は実際のセッションをそのまま送っていただくものであるために,患者さんの人権を考えて公的機関や矯正施設などの所属施設でビデオ撮影の許可が下りない場合があること,また医療技術の試験などもシミュレーション患者を使うなど,なるべく患者さんの負担を減らす方向に進んでいることなどがあげられます。そこでこれまでのビデオ審査と平行して,シミュレーション審査を試行することとなりました。
(1)シミュレーション審査の方法
1)当面2年間は試行期間ですので,原則はビデオ審査とします。やむを得ない理由でビデ オを撮れない場合にシミュレーション審査を行ないます。
2)「やむを得ない理由」について
・「所属機関においてビデオ撮影の許可が得られない場合」に限定します。
・申請の際になるべく具体的に理由を提示してください。
3)基本訓練モデルで行います。
シミュレーション審査の際には,グループでの基本訓練モデルになります。ふだんはモ ジュールを使っておられる方や,1対1の個人セッションをしておられる方もあると思 いますが,認定講師としてはまず、グループでの基本訓練モデルの指導を求められます ので,ご了解ください。
4)具体的な方法
・申請の際に,ふだんのSSTの様子を書類にして提出してください(申請書類は形式が決 まっていますので、後述のところに請求ください)。メンバーの背景、練習目標、練習 内容などの情報を記入ください。
・その書類をもとに,数名のボランティアの人に患者さんの役を演じてもらいます。普段 デイケアでやっておられる方でしたら,デイケアのメンバー役をボランティアがやりま す。練習内容も普段の課題に近いものを準備します。
・セッションの様子をビデオ撮影します。このあとからは従来のビデオ審査と一緒です。
・審査基準:ビデオ審査(現状)と同じです。これまでの方との不公平が生じないように するためです。
・再審査も同じ手順で行ないます。
5)経費
申請と同時に2万円振り込んでください。これは従来のビデオ審査の経費2万円と同じです。ボランティアへの謝礼や、会場費や、撮影にかかる経費は,SST普及協会が負担し ます。審査場所までの交通費は自己負担です。
6)場所
当面は横浜近辺で行います(ボランティアの都合です)。
(2)今後の予定
2年間の試行を経て,再検討します。経費がかかることなどから,いずれ認定講師研修会の場で審査できる方法なども模索したいと思っています。
SST普及協会研修委員会(内容面の問合わせ先)
(池淵恵美 〒173-0003 東京都板橋区加賀2-11-1 帝京大学医学部精神科学教室)
SST普及協会事務局大山分室(申請書やビデオの送先)
(連絡先:〒173-0024 東京都板橋区大山金井町38-5 ジョイムビル201 JHC大山内
Fax.03-3974-2217 ABV78245@biglobe.ne.jp)
