X.第8回SST学術集会のご案内
第8回SST学術集会実行委員長(汐田ヘルスクリニック所長)野末 浩之
SST普及協会が開催する全国規模の学術集会も今年で8回目を数えます。第1回を東京は御茶ノ水の東京医科歯科大学講堂で開催したのが1996年12月のこと。実行委員長は宮内勝先生でした。全てにおいて手作りだった第1回学術集会は、当時のSSTのおかれた状況を反映して、若々しくも可能性を秘めた熱気溢れる集会だったと記憶しています。あれから7年、今回は2003年12月5(金)〜6(土)日、千葉県幕張のOVTAを会場に、首都圏の運営委員、世話人により構成される実行委員会の主催で第8回学術集会を開催することとなりました。
既に事務局長には、好著「事例から学ぶSST実践のポイント」編集代表でもある舳松克代先生が決定しています。プログラムは今後お寄せいただく会員諸氏からのご要望にお答えしうる、実りあるものを実行委員会で検討してゆく予定です。運営委員、全国世話人だけでなく、会員の皆様からもご意見、ご希望をお待ちしています(学術集会事務局は近々発足予定、それまでのご意見等は普及協会事務局までお願いいたします)。
先日発表された「新障害者プラン」では、精神障害者の処遇を入院中心から地域生活へと大きくシフトさせる明確な意思が表明されています。そうした理念を実現するためには「ヒト・モノ・カネ」がどうしても必要です。中でももっとも大切なものは障害者を地域で支えるに足る援助者の専門性と、当事者自身のエンパワメント、即ち人材(ヒト)の育成でありましょう。SSTがこれらに大きく役立つことは言うまでもありませんし、学術集会を通してわが国のSST研究・実践の水準をより高めていくことが、これからの精神医療・福祉の充実にとって何より重要だと考えます。実行委員は「超」多忙な方達ばかりですが、12月の幕張に全国の皆様をお迎えするため既に準備を始めております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
