U.特集 第7回SST学術集会札幌大会
U-5. ライブ・スーパービジョンに参加して
初めてほめられたから11月9日は私のSST記念日
東ケ丘病院 鳴海 繭花
「鳴海繭花のSST人生は挫折感でいっぱいだ。そして褒められた経験が乏しい。」6グループを担当し、毎日SSTに追われる日々。ゆっくり振り返る時間がとれない。成果が見えてこない。メンバーが変わらない・・・。先の見えないトンネルで、入り口さえも見失ってしまった・・・。そんな時に、第7回学術集会札幌大会の案内が届いたのです。研究発表は無理だけど、困っていることや質問ならたくさんあるし・・・。いつもメンバーに宿題を出しているけれど、たまには自分に宿題を出してみようかな。まず、自分が変わらなきゃ、そんな思いから私のライブスーパービジョンが始まったのです。私の数ある問題点の中で最たるものは、聞きすぎてしまうこと。そのため、気がつくと特定のメンバーと私の2人ぼっちに、はまり込んでしまうのです。とにかく、この点はなんとしてもクリアしたい。テーマは、「メンバーを傷つけない、場を壊さないノーゴーサインの出し方」に決定しました。当日の私のグループは、実行委員会の方々の即席グループ。「元気にやって下さい」などアバウトなイメージを伝えただけなのに、びっくりするほど私のオリジナルグループにそっくり!緊張していた事も忘れ、いつもと同じペースで進行できました。その後、加瀬先生がプロンプターとなり、“SSTをSSTで・・・”という二重構造でスーパーバイズしていただきました。今回、私の最大の不安は(不勉強ゆえの不安ですが)「ステージ上でスーパーバイズしていただいても、何を言っているのか解らず、パニックに陥る」ことでした。しかし、そんな不安はまったく必要のないものでした。プロンプティングというものが、これほど安心感を与えられるものだったのだと、改めて認識できました。本の中でしか見たことのない先生達と同じステージに立ち、私のためにスーパーバイズ。フロアの皆さんからの暖かい拍手。「あー、SSTやってて良かった」と思うと同時に、「この会場の皆さんから大きな宿題をもらったのだ」と感じました。ステージの上はもちろん、会場にいた皆さんに感謝しつつ、おもいきって挑戦した自分自身を褒めてあげようと思います。
ライブ・スーパービジョンに参加して
医療法人社団玄洋会 道央佐藤病院 村本 好孝,高橋 美穂
ライブ・スーパービジョンの話を最初に聞いた時は「自分達で大丈夫だろうか?」と、断る事ばかり考えていました。しかし、現在の活動の中で疑問も多くあり、改善策もしっくりいってなかった状況を考えると、「疑問点の解消・自分達のスキルアップのためには良い機会となる」と考えセッションをお受けする事にしました。各SST担当者に集まってもらい、活動で困った事例や疑問として残っている事例をピックアップして行きました。その中で、直接練習課題にしづらい事例やそのまま取り上げて良いか悩む事例が多く出され、対応策や課題設定の方法を学習したいと考え今回の事例にしました。そして、その場面を再現するために、各役割をきめシナリオを作り練習をしました。皆熱心でスタッフ間の関係づくりにもとてもよい機会となりました。協力を得られた事に感謝しています。セッション前日に池淵先生との打ち合わせをしました。具体的な解決策や対応方法は当日の楽しみとしましたが、その他でも多くの助言を頂きとても勉強になりました。当日の指導の中では欲求の明確化や細分化はもちろん、他のグループ活動との連携(今回でいえば、ダイエットグループの設立など)やメンバーの知識の向上・共有など自分たちで話し合っていた時には気付けなかった部分にも細かく指導を受けることが出来ました。また、会場からも貴重な意見を受けることができ、後日手紙などで指導をしていただいた方もいました。病院の中で相談をしながら行ってきたSSTですが、このような機会に恵まれてスーパーバイザーの必要性やもっと外(地域・研修etc…)に出て経験を積み、知識・技術を高めていく必要性を強く感じました。とても貴重な機会をありがとうございました。
